なぜフードが付いている?モロッコ民族衣装の秘密と魅力を徹底解剖

なぜフードが付いている?モロッコ民族衣装の秘密と魅力を徹底解剖

なぜフードが付いている?モロッコ民族衣装の秘密と魅力を徹底解剖についての最新情報を徹底解説します。

モロッコの結婚式は、数日間にわたって夜通し行われる壮大な一大イベントです。その主役である花嫁が身にまとう特別な婚礼ドレスが「タクシータ(Takchita)」です。

タクシータは、シンプルな下層ドレス「タフティア(Tahtia)」の上に、透け感のあるレースやシルクで作られた上層ドレス「フォウキア(Fouqia)」を重ね着する2ピース構造をとっています。この重層的なレイヤードによって、歩くたびに優美な立体感と陰影が生まれます。

ドレスのウエストを締めくくるのは、金銀の金具や貴石を散りばめた幅広の豪華なベルト「ムダンマ(Mdamma)」です。引き締まったシルエットを強調し、王族のような気品を演出します。

伝統的な結婚式において、花嫁は「ネガファ」と呼ばれる専門の着付け介添人チームのサポートを受けながら、一晩で4回から7回もの衣装チェンジを行います。白、緑、赤、金など各地方の伝統色を取り入れたタクシータを次々と着替えて客人の前に現れる演出は、モロッコ文化の豊かさを象徴する圧巻の光景です。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。