夜神月のネタ&迷言はなぜ語り継がれるのか?ネットを揺るがした元ネタと真相

夜神月のネタ&迷言はなぜ語り継がれるのか?ネットを揺るがした元ネタと真相

夜神月のネタ&迷言はなぜ語り継がれるのか?ネットを揺るがした元ネタと真相に関する知りたいポイントをわかりやすくまとめました。詳細を読もうことができます。

『デスノート』という作品の凄みは、シリアスとシュールの紙一重の境界線を疾走し続けた点にあります。原作の大場つぐみ氏・小畑健氏が描く圧倒的な画力と極上の心理戦の中で、夜神月が放つセリフは本来、息をのむほど重厚な「名言」でした。しかし、その過剰なまでの自意識と計算高さが、読者に強烈なインパクトを与え、結果としてデスノートにおける名言と迷言の境界線を曖昧にしていきました。

その筆頭格が、第1話で放たれた「新世界の神となる」という傲慢極まる宣言です。純粋な正義感から始まったはずの粛清が、肥大化したエゴへと変貌する象徴的なセリフですが、ネット上では新世界の神のネタ画像として、あらゆる日常の些細な勝利宣言にコラージュされ、瞬く間に定着しました。

さらにネットミームとして金字塔を打ち立てたのが、ヨツバ編のクライマックスにおける「計画通り」です。記憶を取り戻した月が、読者すら戦慄させた邪悪極まりない笑みを浮かべるこの名シーンは、デスノート「計画通り」の元ネタとして、計略が的中したあらゆる場面で使われる世界共通のテンプレートとなりました。

また、Lの監視カメラを欺くために仕掛けられた夜神月のポテトチップスシーン(「ポテトチップスを食べる…(コンソメ味)」と心の中で呟きながら小型テレビで犯罪者を裁く場面)は、極限の緊迫感と「ポテチを優雅に食べる」という日常行為のギャップが凄まじく、アニメ版の過剰な演出と相まって、今なお語り草となっています。

松本 悠斗
著者

松本 悠斗

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。