下唇が痺れる原因と受診科|親知らず抜歯後の麻痺や脳梗塞の予兆

下唇が痺れる原因と受診科|親知らず抜歯後の麻痺や脳梗塞の予兆

下唇が痺れる原因と受診科|親知らず抜歯後の麻痺や脳梗塞の予兆に関する最新の話題を分かりやすく解説いたします。

Q1:親知らずの抜歯後、下唇と顎の麻痺が治りません。一生残るのでしょうか?
A1:大半の神経麻痺は神経が断裂したわけではなく圧迫や伸展による損傷(neurapraxiaまたはaxonotmesis)であり、数ヶ月から1年程度の時間をかけて緩やかに回復します。ただし、回復を促すためのビタミンB12製剤(メコバラミン)の内服や血流改善治療は受傷早期ほど効果が高いため、放置せず抜歯を担当した歯科口腔外科に速やかに相談してください。

Q2:下唇の片側だけがピリピリして痛痒いのですが、何が原因ですか?
A2:三叉神経の第3枝(下顎神経)に沿った帯状疱疹の初期症状、あるいは三叉神経の炎症・圧迫が強く疑われます。数日以内に小さな水疱や赤みが出現するケースが多いため、症状が続く場合は早急に皮膚科または耳鼻咽喉科を受診し、抗ウイルス薬などの適切な処方を受けてください。

Q3:脳梗塞による唇の痺れかどうかを自宅で見分ける方法はありますか?
A3:米国脳卒中協会が提唱する「FAST」指標の確認が有効です。F(Face:笑顔を作ったときに片側の口角が下がる)、A(Arm:両腕を前に突き出したときに片腕が下がる)、S(Speech:短い文章が滑らかに話せずろれつが回らない)、T(Time:これらが1つでもあれば直ちに救急要請)。少しでも当てはまる場合は迷わず119番または脳神経外科を受診してください。

斉藤 蓮
著者

斉藤 蓮

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。