検索候補にも頻出する「一生に一度しか開けないサイト 危険性」という懸念ですが、これに対する結論は「純粋なアート系サイト自体は無害だが、便乗したフェイクサイトは極めて危険」という二重構造になっています。
正規の実験サイトが実行している処理は、先述の通りCookieの生成やローカルデータの照合、IPログの保存にとどまります。これらは一般的な会員制サイトやECサイトのログイン保持機能と同じ技術基盤であり、サイトを閲覧しただけで端末内の写真が盗まれたり、遠隔操作ウイルス(RAT)に感染したりする可能性は極めて低いのが事実です。
しかし、警戒すべきは「噂の真相を確かめたい」という人間の心理を逆手に取ったサイバー犯罪者の手口です。情報セキュリティ専門家による観測データでも、SNS上で「絶対に開いてはいけないURL」「一度しか見られない秘密の暴露サイト」と称して以下のような不正トラップを仕掛けるケースが報告されています。
端末の画面全体に「ウイルスに感染しました。至急こちらの番号にお電話ください」と偽警告を表示して金銭を要求するサポート詐欺や、画面を開くために「通知を許可してください」と迫り、悪質な広告をプッシュ通知し続けるブラウザハイジャックです。公式の安全性が担保されていない短縮URLや怪しげな投稿のリンクを無防備にタップすることは、セキュリティ上の重大な過失に繋がりかねません。