Q1:ハンバーグを作るときにナツメグを入れすぎてしまいました。加熱すれば毒性は消えますか?
A1:消えません。ミリスチシンやエレミシンなどの毒性成分は熱に対して安定しており、焼く・煮るなどの一般的な調理加熱では分解されません。もし瓶の中蓋が外れて小さじ1杯(約2〜3g)以上が料理に混入してしまった場合は、無理に食べず、該当箇所を大きく取り除くか廃棄してください。
Q2:誤って大量に食べてしまった場合、どんな初期症状が出ますか?応急処置はどうすればよいですか?
A2:食後1〜6時間ほどで「強烈な口の渇き」「吐き気」「めまい」「動悸」が現れます。意識がはっきりしている場合は多量の水を飲ませてください。ただし、意識が朦朧としている場合に無理やり吐かせると窒息や誤嚥性肺炎の危険があるため危険です。直ちに救急安心センター(#7119)や医療機関、日本中毒情報センターへ相談し、必要に応じて救急車を要請してください。
Q3:市販のハンバーグや外食でナツメグが入っているものを妊婦が食べても大丈夫ですか?
A3:市販品や一般的なレストランの料理に含まれるナツメグは、風味付けレベルの微量(0.1g未満)であるため、胎児や母体に悪影響を及ぼす可能性は極めて低く、安全に召し上がっていただけます。危険なのはあくまで「過剰に振りかける」「生のパウダーを一気飲みする」といった大量摂取です。