基本となる手信号(右折・左折・徐行・停止)の動作は、決して複雑ではない。右折の際は、右腕を水平に真横へ伸ばすか、または左腕の肘を垂直に折り曲げて手首を上に向ける。左折の場合はその逆で、左腕を真横に伸ばすか、右腕の肘を曲げて立てる形をとる。どちらの手を使っても意思表示が可能だが、進行方向側の腕を水平に伸ばす方法が最も周囲から視認しやすい。
見落とされがちなのが徐行と停止の合図だ。徐行する場合は、腕を斜め下に伸ばして手をひらひらと上下に動かす。停止するときは、腕を斜め下に伸ばし、手のひらを後ろに向けて後続車へ静止の意思をハッキリと示す。合図を出すタイミングも重要で、曲がる地点の約30メートル手前(進路変更の場合は3秒前)から開始し、完了するまで維持するのがルールだ。ハンドル操作との兼ね合いで危険を感じる直前には握り直すなど、安全を最優先した柔軟な動作が求められる。