聖心女子学院は現在、中等科・高等科での一般生徒募集を基本的に行っておらず、入学の主たる門戸は「初等科(小学校受験)」および「帰国生枠・編入」に集約されています。このため、小学校受験における倍率は毎年安定して約3倍以上の水準を維持しています。
選考内容は、ペーパーテスト(記憶・言語・数理・図形)、集団行動観察、運動テスト、そして保護者同伴面接で構成されます。特に重視されるのが、子ども自身の知的能力以上に「指示を正確に聞き取り、他者と協調して行動できるか」という生活態度です。
面接対策において合否の分かれ目となるのは、家庭の教育方針が聖心のキリスト教的価値観(魂を育てる、知性を磨く、愛の心で行動する)とどれだけ深く調和しているかという点です。単なる願書の暗記ではなく、日常生活の中でどのような道徳的対話を行い、感謝と祈りの心を育んでいるかが問われます。