ザ・ピーナッツの躍進は日本国内にとどまらなかった。アメリカの全米網人気番組『エド・サリヴァン・ショー』への出演を果たし、ドイツでもドイツ語によるシングルをリリース。J-POPの先駆けとして世界へ挑戦したパイオニアであった。国境や言語の壁を軽々と越えていく二人の歌声は、海外の音楽関係者からも大絶賛を浴びた。
同時に、東宝映画をはじめとする作品で映画業界にも大きな旋風を巻き起こした。『モスラ対ゴジラ』などの大作でスクリーンを彩り、歌唱力だけでなく高い表現力とスクリーン映えするルックスで観客を魅了。音楽業界と映画業界の双方でトップに君臨したその多才な功績は、日本のエンターテインメント史において異彩を放ち続けている。