長期間遊んでいると、「上あごが途中でロックされず口を開けたまま固定できない」「歯を押しても一切口が閉じなくなった」といった不具合が発生することがあります。
こうした故障の主な原因は、内部の「引きバネの脱落・破断」または「プラスチック製トリガーの摩耗」です。プラスドライバーで底面のネジを外して本体を開くと、上あごを引っ張るメインスプリングと、各歯を戻す細いスプリングが確認できます。バネが外れているだけであればピンセットで元のフックに掛け直すだけで修復可能です。ただし、内部の突起が折れている場合はプラリペア等の補修材が必要となります。
安全面に関しては、一般的な製品の対象年齢は4歳以上に設定されています。近年の正規品は挟む力がマイルドに調整されていますが、海外製の安価なノーブランド品の中にはスプリングが強すぎて、幼児の細い指が挟まれた際に強い痛みや内出血を引き起こす危険性がある個体も存在します。小さなお子様が遊ぶ際は、保護者が事前に噛む強さを確認しておくことが推奨されます。