日本の背後で激しい順位争いを繰り広げているライバル諸国の動向にも、大きな地殻変動が起きています。
まず注目すべきは野球台湾代表世界ランクの急浮上です。台湾は近年、国内リーグ(CPBL)の活況と育成アカデミーの近代化が結実し、プレミア12での歴史的な快挙や各種アンダー世代大会での連続表彰台を達成しました。これにより、アメリカを脅かして世界ランキング2位前後に定着するなど、国際野球界で最も勢いのある国として認知されています。
一方、野球アメリカ代表世界ランキングは常に2位〜4位の上位をキープしているものの、国内のMLB・大学・高校シーズンの日程都合上、U-23や特定の大陸大会にフル代表を派遣できないケースが散見されます。個々のタレント力は世界随一でありながら、ポイント積算型ランキングにおいては日本の組織力に後れを取る形となっています。
かつて日本と数々の死闘を演じた野球韓国代表順位推移を見ると、近年はやや苦しい戦いが続いています。2000年代後半から2010年代前半にかけてはトップ3の常連でしたが、WBCでの早期敗退や国際大会での世代交代の遅れが響き、一時は6位前後まで順位を落としました。現在は若手主体の代表編成へ舵を切り、アジアカップやユース年代からの巻き返しを図っている最中です。