フットネイルを長期間付けっぱなしにしてしまう背景には、「足先は毎日まじまじと見ないため変化に気づきにくい」という落とし穴があります。しかし、見た目には問題がないように見えても、爪の内部ではトラブルの温床が作られています。
フットネイルの放置が引き起こす最大のトラブルが、グリーンネイルです。ベースジェルが浮き上がってできたわずかな隙間に、入浴や汗による水分が入り込むと、高温多湿を好む細菌「緑膿菌」が爆発的に増殖します。緑膿菌が産生する色素によって自爪が緑色〜黒緑色に変色してしまうと、菌が完全に排出されるまで数ヶ月間ネイルの施術が一切できなくなる事態に陥ります。
さらに見逃せないのが、巻き爪への悪影響です。ジェルネイルは硬化する際にわずかに縮む性質があり、時間が経つほど自爪を内側へ巻き込む張力が働き続けます。爪が伸びた状態で先の細い靴やパンプスを履くと、靴先からの圧迫とテコの原理が加わり、自爪が皮膚に深く食い込んで激しい痛みや炎症を引き起こす爪甲側面の炎症や陥入爪へと発展します。