本作のプロットは一見すると重苦しい刑務所サスペンスのようですが、実際には人間の尊厳と再起を描いた極上のヒューマンドラマです。
妹を性犯罪の危機から救うため、犯人を追い詰めて重傷を負わせてしまったジェヒョク。正当防衛が認められず、懲役1年の実刑判決を受けた彼は、慣れない刑務所の理不尽なルールや暴力の脅威に直面します。さらに、収監中に左肩の神経を損傷し、野球選手としての選手生命を絶たれるという絶望的な危機に見舞われます。
しかし、ジェヒョクは絶望の底にあっても決して腐ることなく、持ち前の愚直さと強い意志で右投げへの転向を決意。周囲の受刑者や刑務官たちも、彼のひたむきな姿に影響を受け、それぞれの人生と向き合い始めます。過酷な現実とブラックユーモア、そして登場人物たちの温かな絆が見事に調和した脚本は、放送から時間が経った現在でも多くの視聴者の「人生ドラマ(生涯最高のドラマ)」に挙げられています。