身長160センチに対して体重40キロという数値を、肥満度の国際的な指標であるBMI(ボディマス指数で計算すると、その値はわずか「15.6」にとどまる。
日本肥満学会が定める基準において、標準体重とされるBMIは22であり、18.5未満は「低体重(痩せ)」に分類される。さらに厚生労働省の健康指針でも、BMI16.0未満は「高度の痩せ」と定義されており、15.6という数値がいかに生命維持の境界線に近いかが理解できるはずだ。
このレベルまで体重が落ち込むと、体脂肪だけでなく筋肉量も著しく低下する。見た目的には「服がきれいに着こなせる」と感じる瞬間があるかもしれないが、実際には頬がこけたり、皮下脂肪の喪失によって肌のハリやツヤが奪われたりするリスクが跳ね上がる。免疫力の低下による慢性的な倦怠感、冷え性、月経不順といった深刻な内的ダメージも無視できない。