近年のシーンにおいて、日本勢の存在感はもはやダークホースの域を完全に脱し、世界のトレンドセッターとして君臨している。その先頭をひた走ってきたのが、唯一無二の音楽性で世界を驚嘆させたSO-SOであり、彼が率いるビートボックスクルーSARUKANIだ。
従来の「人間が楽器の音を真似る」というボーカルパーカッションの古典的アプローチを、彼らは根本から更新した。キャッチーなメロディラインとクラブミュージック直系の強烈なドロップを融合させ、耳の肥えた海外のジャッジやオーディエンスを完全に魅了した。ステージ上で繰り広げられる一糸乱れぬアンサンブルは、もはやフルバンドやトップDJのライブセットに匹敵する。
彼らの成功に刺激され、日本国内からは驚異的なスキルを持つ若手プレイヤーが次々と名乗りを上げている。緻密な音作りと日本人特有の繊細なグルーヴ感覚は、世界のビートボクサーたちがこぞって分析・模倣する新たなスタンダードとなった。