髪がチリつく「捻転毛」の正体とは?原因と正しい治し方を徹底解剖について知っておくべき 注意点を分かりやすく解説いたします。
髪のうねりやチリつきに悩む人の多くが「自分の髪はひどいくせ毛だ」と一括りに捉えがちですが、毛髪科学においてくせ毛は複数のタイプに分類されます。その中でも捻転毛(ねんてんもう)は、毛幹(髪の毛自体)がリボンのように不均一にねじれている状態を指します。
直毛の断面がほぼ真円であるのに対し、捻転毛の断面は楕円や平らな形状になっており、さらに長軸に沿って回転が加わっています。このねじれ部分が光を乱反射させるため、髪全体のツヤが失われ、触ったときにザラザラ・ボコボコとした独特の感触が生じるのが特徴です。
くせ毛の種類毛髪の構造的特徴・手触り日本人における割合編集部の見解・対処の難易度波状毛(はじょうもう)波を打つように大きくうねる。手触りは比較的滑らか。約60〜70%(最多)保湿や通常の縮毛矯正で比較的整えやすい標準的タイプ。捻転毛(ねんてんもう)らせん状にねじれており、触るとボコボコ・ザラザラする。約10〜15%ねじれ部分が切れやすいため、薬剤選定に高度な技術が必要。縮毛(しゅくもう)細かく縮れて強く縮絨している。チリチリ感が非常に強い。約5%未満強い薬剤パワーを要し、ダメージ管理が最重要課題となる。連珠毛(れんじゅもう)数珠が連なったように太い部分と細い部分が交互に存在する。極めて稀(先天性疾患等)非常に脆く縮毛矯正は原則不可。専門医の診断を推奨。
上の比較表からも分かる通り、捻転毛は波状毛のように綺麗なカーブを描くのではなく、微細なねじれが連続しているため、毛先が四方八方に散らばりやすい性質を持っています。これが「髪が広がって頭が大きく見える」「ブローしてもツヤが出ない」という悩みの本質です。