最も安全かつ確実なのは、市販の「シューストレッチャー(靴伸ばし器)」と専用の「ストレッチスプレー」を組み合わせる方法だ。
準備するものは、木製またはプラスチック製のストレッチャーと、革を柔らかくする柔軟スプレー。まず、靴の圧迫を感じる内側にスプレーを均一に吹き付け、革の繊維を緩める。次にストレッチャーを挿入し、ハンドルを回して横幅方向にテンションをかけていく。親指の付け根や小指など、局所的に痛む部分にはダボと呼ばれる拡張パーツを装着するのがポイントだ。
一気に広げようと無理な圧力をかけると、ステッチ(縫い目)が弾けて破壊される。じわじわと圧力をかけ、24時間から48時間ほど静置して固定するのが成功の鉄則だ。