お米の炊き上がりを左右する最大の要因は、水加減と事前の浸水です。炊飯器の内釜にある目盛り頼みではなく、数値としての黄金比を覚えておくとどんな調理器具でも失敗しません。
白米(精白米)を炊く場合、米1合に必要な水の量・mlは約200mlが黄金比です。これは生米の体積(180ml)に対して約1.1〜1.2倍、生米の重量(150g)に対して約1.3〜1.35倍の水量に相当します。硬めが好きなら190ml、柔らかめが好きなら210〜220mlを目安に微調整してください。
見落としがちなのが米1合の浸水時間と水加減の黄金比の連動です。お米の中心までしっかり水分を行き渡らせるため、春・秋・夏場は最低30分、水温が低い冬場は60分の浸水時間を確保します。浸水が不十分だと芯が残る原因となり、逆に長時間の浸水(90分以上)は米がふやけてベチャつく原因になります。
注意が必要なのが無洗米1合の水加減と違いです。無洗米は肌ヌカが綺麗に取り除かれている分、通常の白米よりも1合のカップの中に米粒がぎっしり詰まります(生米の重さで約155g〜160g)。そのため、通常米と同じ200mlの水で炊くと硬く仕上がってしまいます。無洗米1合に対しては約220ml(約1.3倍)の水を合わせるのが美味しく炊く秘訣です。