Q1:細編みの円を編むとどうしてもお椀のように反り返ってしまいます。今すぐできる修正方法は?
A1:編み地の途中で反り返りに気づいた場合、そのまま編み進めても自然に平らになることはありません。最も即効性のある修正策は「かぎ針の号数を1号上げる」か、次の1段だけ「増し目を均等に2〜3目多めに入れて円周を広げる」ことです。ただし、根本的な解決を図るなら、一度ほどいてスタート目数を「6目から7目」に変更して編み直すのが最も確実です。
Q2:立ち上がりの筋(斜めの線)が目立ってしまうのを完全に消す方法はありますか?
A2:立ち上がりの鎖編みを編んだ後、その根元の目を編む際に糸をキュッと引き締めること、そして段の最後の「引き抜き編み」を限界まで小さく引き絞ることが基本です。筋を完全に消し去りたい場合は、段ごとに引き抜かず、前段の目にそのまま細編みを編み入れて連続回転していく「らせん編み(ぐるぐる編み)」を採用するのが最も効果的です。
Q3:6目スタートと7目スタート、どちらを選べばいいか迷ったときの判断基準は?
A3:ウールやアクリルなど「適度に伸び縮みする毛糸」を使う場合は、基本の「6目スタート」を選択します。一方で、コットン、リネン、麻紐、ペーパーヤーンなど「引っ張っても糸自体が伸びない素材」を使う場合や、自分の編み癖がきつくて編み目が固くなりやすい自覚がある場合は、迷わず「7目スタート」を選んでください。
Q4:編み図通りの目数で編んでいるのに波打ってしまいます。手の力加減以外に原因はありますか?
A4:針を糸から引き抜く際、糸を上に高く持ち上げすぎて「編み目の高さ」が過剰に出ている可能性があります。細編みの足が高くなりすぎると、円の外周に対して高さの比率が勝ち、編み地が余ってフリル化します。針を糸にかける際、針の太さ以上の高さを出さないよう、編み針を編み地面に対して平行に滑らせる意識を持つことで劇的に改善します。