「振込予定日を過ぎたのに入金がない」という事態に直面した際、JASSOのシステムトラブルを疑う人が大半ですが、実態はそのほぼ100%が学生側・申請側の手続き不備や確認ミスにあります。入金されない決定的な理由は以下の5点に集約されます。
第1に、振込口座の名義相違・入力ミスです。奨学金の振込口座は「学生本人名義」でなければならず、保護者名義の口座や旧姓のままの口座は金融機関側で弾かれます。また、金融機関コードや支店番号の誤入力、名義のカナ表記ミス(小さな「ャ」「ュ」「ョ」の扱い等)による振込エラーは毎年頻発しています。
第2に、進学届の送信未完了です。スカラネットで必要事項を入力したものの、最後の確定ボタンを押さずに下書き状態で放置していたり、受付完了画面の「受付番号」が発行されていなかったりするケースです。
第3に、口座の長期間未利用による凍結です。高校時代に作成したまま入出金が長年なかった口座を指定した場合、銀行側で休眠口座扱いになっており、振込受付が拒否されることがあります。
第4に、「適格認定」による支給停止処置です。在学生の場合、前年度の取得単位数が著しく不足していたり、GPAが下位基準に抵触したりすると、春の適格認定で「警告」や「停止(打ち切り)」の処分が下され、振込が差し止められます。
第5に、振込口座確認方法の勘違いです。登録口座がどの銀行だったか失念しているケースがあります。登録口座は、JASSOの学生向けポータル「スカラネット・パーソナル」へログインすることで、いつでも登録情報の詳細照会が可能です。