沖縄の結婚式において、本州の礼服や礼装用スーツに相当する伝統的かつ格式高いスタイルが「かりゆしウェア」である。沖縄県が「沖縄らしさを表現した柄であり、県内で製造されたもの」と定義しており、公的な場でも着用される正装だ。
柄選びには独自のセンスと配慮が求められる。伝統的なハイビスカスやシークヮーサーのモチーフから、洗練されたモダンな和柄まで選択肢は広い。近年では、ブライダルシーンに特化したエレガントな柄を展開する「MAJUN」などの専門ブランドが絶大な支持を集めている。沖縄県観光コンベンションビューローが推進する受入態勢整備の一環として、現地でのレンタルサービスも急速に拡充されており、手ぶらで現地入りして上質な一着を調達する参列者も増えた。