会場となったのは、日本屈指の歓楽街として知られる新宿・歌舞伎町の一角だ。普段から大金と欲望が交錯するこの街でも、その夜の空気はどこか異質だった。開場前からフロアの外には長蛇の列ができ、熱気はすでに飽和状態。主役である丸の内OLレイナが姿を現した瞬間、店内のボルテージは一気に臨界点へ達した。
乾杯の合図とともに、次々と抜かれていくボトルのコルク。重低音のビートが床を揺らし、立ち上る炭酸の泡がグラスのタワーを伝って滴り落ちる。現場に居合わせた関係者は「歌舞伎町のど真ん中で、個人がこれほどのスケール感を見せつける光景はそうそう拝めない」と興奮冷めやらぬ様子で語る。