SNSやネット掲示板、交通トラブル相談窓口には、日々数多くのドライバーから憤りの声や後悔の告白が寄せられています。特に目立つのは、2006年の道路交通法改正によって導入された「放置車両確認事務の民間委託」に伴う生々しい体験談です。
「息子の塾の迎えで路肩に停め、LINEの返信を打っていたわずか2分の間に監視員がやってきて写真を撮られた」「ハザードを出してタバコを買いに店に入り、レジでお釣りを貰って振り返ったらすでにステッカーが貼られていた」といった手記は、知恵袋などでも日常茶飯事となっています。ドライバー側は「ほんの数分」「悪気はなかった」と主張しますが、取り締まる側には明確な業務マニュアルが存在します。
現場で稼働する民間駐車監視員の証言によれば、運転席が無人であることを視認した瞬間から、携帯端末(パーキングチェッカー)による違反事実の入力、現場状況の写真撮影、そして駐車監視員の確認標章の印刷・貼り付けまでの所要時間は、わずか90秒から2分程度です。かつて警察官がチョークでタイヤに時間を書き、一定時間を空けて再訪していた時代はとうの昔に終わっています。現在の監視体制はデジタル化されており、運転者が戻ってきた瞬間に確認標章が車体に貼り付けられていれば、その時点で手続きは完了し、取り消しは一切不可能です。