扉付きの完全密閉個室までは求めないものの、周囲の目を完全に遮断して熟睡したいという層から圧倒的な支持を集めているのが、WILLER EXPRESSの「ReBorn(リボーン)」とVIPライナーの「グランシアファースト」です。
ウィラートラベルが誇る「リボーン」の最大の特徴は、人間工学に基づいて設計されたカプセル状のシェルシートです。前後の座席が硬いシェル構造で覆われているため、座席を最大傾斜の約156度までフルリクライニングさせても、後部座席のスペースを1ミリも圧迫しません。「後ろの人に断りを入れてからシートを倒す」という、夜行バス最大の心理的負担から完全に解放される設計思想が高く評価されています。足元には十分な長さのフットレストが備わり、足先まで水平に近い状態で伸ばせるため、翌朝のむくみやすさが格段に軽減されます。
一方、VIPライナーの「グランシアファースト」は、飛行機のビジネスクラスを彷彿とさせる全席電動バックシェルシートを配備しています。全席にプライベート液晶モニターが設置され、映画やバラエティを楽しみながらくつろげるエンタメ性も備えています。さらに、VIPライナー最大の強みは東京駅やなんば・大阪駅周辺に整備された「VIPラウンジ」の利用特典です。乗車前や降車後にパウダールームやシャワールーム(一部別料金)、無料ドリンクバーを利用でき、早朝到着後の身支度を完璧に整えてから目的地へ向かうことができます。