広がりすぎた行間を理想の幅に狭くするためには、用途に応じた3つのアプローチが存在します。状況に合わせて最適な手法を選択してください。
アプローチ1:「グリッド線に合わせる」のチェックを解除する(最も推奨)
文字サイズを大きくしたまま自然な行間を維持したい場合、グリッド線の束縛を解くのが最も手軽で安全な方法です。
1. 行間を詰めたいテキストをドラッグして選択します。
2. 「ホーム」タブの「段落」グループ右下にある小さな矢印(段落の設定ダイアログ起動ツール)をクリックします。
3. 「インデントと行間隔」タブの下部にある「1行の文字数が指定されているときはページ余白に合わせて右のインデントを自動調整する」や「ページの行グリッド線に合わせる」のチェックを外します。
4. 「OK」をクリックすると、フォント本来の自然な行間に即座に縮小されます。
アプローチ2:行間を「固定値」または「最小値」に数値指定する
文字と文字の間隔を1ポイント単位で精密にコントロールしたい場合は、行間を「倍率」ではなく「固定値」に変更します。
段落設定ダイアログの「行間」プルダウンから「固定値」を選択し、「間隔」の数値を入力します。基準となる目安は「フォントサイズ + 4〜8pt」です。例えば、フォントが12ptであれば行間を16pt〜18ptに設定すると、読みやすく引き締まった美しいレイアウトが完成します。
アプローチ3:改行方法を「Shift + Enter」に切り替える
同じ文章のまとまり(段落)の中で単に改行したいだけであれば、通常のEnterキーではなく「Shift + Enter」を押します。通常のEnterキーは「新しい段落」を作成するため段落後スペースが適用されますが、Shift + Enterは「段落内改行(任意指定の行区切り)」となるため、段落間余白が発生せず狭い行間を維持できます。