一方で、サンドイッチのフィリングやチルド弁当の目玉焼き、温め可能な半熟卵には、純粋な殻付き卵とは異なる「加工卵(かこうらん)」が使われるケースが多々あります。
業務用加工卵の国内トップシェアを誇るキユーピー(業務用ブランド「スノーマン」等)では、外食や中食向けに極めて高度な卵加工品を供給しています。
目玉焼き風加工品と「きみぷち」の技術
コンビニのハンバーグ弁当や月見系商品に乗っている「時間が経っても黄身がとろっと流れる目玉焼き」は、多くの場合目玉焼き風加工品です。本物の卵黄を特殊配合した植物油脂やゼラチン、増粘多糖類とブレンドして成形したもので、電子レンジで激しく加熱しても黄身が爆発したりカチカチに固まったりしないよう熱耐性を持たせています。
コンビニサンドイッチのたまご原材料の内幕
コンビニのたまごサンドの原材料表示を見ると、「タマゴサラダ(鶏卵、植物油脂、醸造酢、食塩、その他)」といった表記が確認できます。これは、工場で毎朝大量の殻を手で割っているのではなく、割卵工場で殻を割って殺菌処理された「液卵」や、あらかじめペースト状に加工された業務用のタマゴサラダを搬入してサンドしているためです。これにより、均一な食感と菌の繁殖を防ぐ高い保存性を同時に確保しています。