京都市立梅津北小学校の教育方針の根幹にあるのは、「自ら学び、心豊かにたくましく生きる子どもの育成」です。学童期の情緒的安定と基礎学力の定着を両立させるため、地域コミュニティと連動した体験学習に古くから力を注いできました。
地域の教育関係者は次のように内情を語ります。「学年が1〜2クラス規模というコンパクトさを強みに変え、担任だけでなく学年団、さらには専科教員や管理職までもが全児童の名前と個性を把握しています。大規模校で起こりがちな『静かで見えにくい孤立』を素早く察知できるセーフティネットが、日常の指導体制に組み込まれています」。
学力向上施策においては、京都市教育委員会が推進する「問いを重視した主体的・対話的で深い学び」を忠実に実践。タブレット端末を活用した協働学習を日常化させつつも、ノート指導や反復計算・漢字の書き取りといった基礎基本の徹底を軽視していません。この地に足の着いた手堅さが、近隣で学区選びを行うファミリー層から手堅い評価を集める要因となっています。