秋から冬にかけての給餌管理は、カナヘビの生死を分ける重大な局面です。野生のカナヘビは気温低下とともに冬眠に入りますが、飼育下での冬眠は非常にリスクが高く、初心者には推奨されません。
家庭で飼育する場合は、パネルヒーターや保温球を活用してケージ内を適温(24〜28℃)に保ち、「冬眠させずに室内で越冬させる」のが最も安全です。保温さえしっかりしていれば、冬場でも通常通り2〜3日に1回のペースで餌を食べ、元気に過ごしてくれます。
もし意図的に冬眠に挑戦する場合であっても、胃の中に未消化の餌が残った状態で気温が下がると、体内で餌が腐敗して確実に命を落とします。冬眠に入る2週間前から段階的に給餌をストップし、完全に排泄を済ませて腸内を空にするという厳密な経緯を踏む必要があります。