1975年から『週刊少年ジャンプ』で連載が始まった『サーキットの狼』は、漫画家・池沢早人師(旧ペンネーム:池沢さとし)氏によって生み出された金字塔です。それまで高嶺の花だった海外の超高性能スポーツカーをリアルな描写とスリリングなレースバトルで描き、全国の小中学生をカメラ片手に街中へ走らせる社会現象へと昇華させました。
その歴史的価値とクルマ文化を後世へ正しく継承するため、2008年にオープンしたのがこのミュージアムです。オープンから年月を経た現在でも展示内容は進化を続けており、単なる静態保存にとどまらない「生きた名車のミュージアム」として国内外のエンスージアストから極めて高い支持を獲得しています。館内には池沢氏直筆の原画パネルや関連グッズ、当時の熱気を物語る貴重な資料も多数展示され、ブームをリアルタイムで体験した世代はもちろん、漫画を読んだことのない若いクルマ好きをも圧倒する熱量が充満しています。