多くの作画初心者がつまずきやすいのが、花子くんのトレードマークである旧型学生帽(学帽)の描き方です。「頭に乗せると浮いてしまう」「角度がつくと歪む」といった悩みは、帽子の立体構造をシンプルに分解することで解決します。
帽子を描くときは、いきなり細部を描くのではなく、「頭の丸み」に沿った補助線(ガイド)を引くことから始めます。頭頂部のアタリを描いた後、オデコの上あたりに緩やかなカーブを描く楕円をイメージしてください。
帽子のツバは、顔の正面ではなくやや斜め前へ突き出すように、半月状のなめらかなカーブで描きます。ツバの根元部分に黒い帯とゴールドの校章バッジを配置し、頭頂部(クラウン)は少し平らにつぶれたドーム型を意識して丸みを持たせます。最後に、帽子の影を前髪やおでこに少し落とすだけで、頭部との一体感が生まれ、自然な被り心地を表現できます。