つけっぱなしコンタクトの真相!公認レンズと失明リスクの境界線

つけっぱなしコンタクトの真相!公認レンズと失明リスクの境界線

つけっぱなしコンタクトの真相!公認レンズと失明リスクの境界線を詳しくリサーチ! 読者が気になる 情報と解説を凝縮して配信します。

コンタクトレンズを装用したまま眠る行為について、ネット上や知人の間では「絶対に失明する」「数回なら大丈夫だった」といった両極端な言説が飛び交っています。この混乱の原因は、「終日装用レンズを外さずに寝る違反行為」と、「医療機器として承認された連続装用レンズを使用すること」が混同されている点にあります。

通常のワンデー(1日使い捨て)や2ウィーク(2週間頻回交換)レンズは、起きている時間帯のみ装用する「終日装用(Daily Wear)」を前提に設計されています。目を開けている間、角膜(黒目)は大気中から涙を介して直接酸素を取り込んでいますが、まぶたを閉じると酸素供給量は覚醒時の3分の1以下に激減します。通常のレンズを着けたまま眠ると、角膜は極度の酸欠状態に陥り、細胞が窒息状態となって重大な眼障害を引き起こします。

対して、国の薬事承認を得た連続装用コンタクトレンズ(Extended Wear)は、閉瞼時でも角膜が生理機能を維持できるレベルの酸素を供給し続ける特殊構造を持っています。つまり、「コンタクトをつけたまま寝てよいか」という疑問の正確な答えは、「一般的なレンズでは絶対に不可だが、特別に許可された連続装用レンズかつ医師の許可がある場合に限り可能」となります。

佐々木 一輝
著者

佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。