今回のシステム障害において、画面上では主に「Error 429(リクエスト過多)」や「500 Internal Server Error」が断続的に返されている。独自に入手したネットワークログを解析すると、根底にあるのはGoogle Cloud Platformとエッジサーバーを結ぶデータルーティングの異常だ。
数億人が同時にアクセスする巨大トラフィックを支える要は、コンテンツデリバリネットワーク(CDN)によるキャッシュ配信である。今回の事象では、このコンテンツデリバリネットワーク(CDN)のエッジノードとオリジンサーバー間のハンドシェイク(認証通信)で大規模な遅延およびパケットロスが発生。動画のメタデータ読み込みがタイムアウトし、動画再生プレイヤーがフリーズするドミノ倒しが起きたとみられる。