高校球児にとって、プロ入りと並ぶ花形ルートが大学球界のトップリーグへの進学です。とりわけ東京六大学野球の進学実績や、実力派がひしめく東都大学野球連盟への進路は、高校球児にとって最高峰のステータスとされています。
これらの名門大学へ進むルートは、単に甲子園出場歴や球速・打率などの数字だけで決まるものではありません。各大学の「トップアスリート推薦入試」や「総合型選抜(旧AO入試)」では、高校時代の競技成績に加えて評定平均値(学業成績)の基準が厳格に定められています。
強豪校の指導陣も日頃から選手の学業成績を細かく管理しており、「どれほど卓越したプレーヤーであっても評定が足りなければ推薦が出せない」という事態は珍しくありません。また、大学側が求めるポジションの補強ポイント(即戦力左腕、大型捕手、俊足外野手など)と合致しているかどうかも選考を大きく左右します。