ネット上の裏ワザとして「水なしで炊飯すると本格的な焼き芋になる」といった情報が見受けられますが、これは極めて危険な行為です。炊飯器は内釜に水が存在し、蒸気が発生することを前提に温度センサーが設計されています。
水を入れずに加熱すると空焚き状態となり、温度過昇防止装置が作動して強制停止するだけでなく、内釜のフッ素コーティングが熱で劣化・剥離したり、最悪の場合は基盤のショートや発火事故を招く恐れがあります。焼き芋風の香ばしさを出したい場合でも、必ず最低100ml以上の水を注ぐ必要があります。
また、早炊き終了後に「まだ中心が固い」と感じた際、安易に「早炊きをもう1回押す(早炊き2回)」のも推奨できません。内釜の水分が蒸発しきっている状態で再度フルパワー加熱を行うと、底面が焦げ付いて苦味が出てしまいます。火の通りが甘い場合は、水50mlを追加した上で「保温モードのまま30分放置する」か、電子レンジ(600Wで30秒〜1分ずつ様子見)で補助的に加熱するのが安全かつ確実です。