本名や両親の謎と並んで関心を集めるのが、トレードマークである「常に垂れ下がっている鼻水の理由」と「大人になった将来の姿」です。単なるギャグのビジュアルパーツと思われがちですが、劇中では驚くべき機能や未来像が明かされています。
鼻水は身体の「ジャイロバランサー」|驚愕の体内メカニズム
ボーちゃんの鼻水は、ただの風邪やアレルギー症状ではありません。アニメの複数エピソード(代表的な例として「ボーちゃんの鼻水がないゾ」など)では、ティッシュで鼻水を綺麗に拭き取られたボーちゃんが、平衡感覚を失って千鳥足になり、うまく歩けなくなるという驚愕の事態が描かれました。
あの鼻水は、彼の驚異的な運動能力やバランス感覚を司る「ジャイロセンサー(重り)」の役割を果たしており、自在に回転させて武器のように扱ったり、水滴のように飛ばして敵の攻撃を防いだりと、もはや体の一部として機能しています。体調が悪化すると鼻水の回転スピードが落ちるなど、健康状態のバロメーターにもなっています。
劇場版で描かれた「大人ボーちゃん」の真実
2010年に公開された劇場版第18作『映画クレヨンしんちゃん 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁』では、未来の世界で成長したカスカベ防衛隊の面々が登場します。そこで描かれた「大人になったボーちゃん」の姿は、幼少期の才能をそのまま開花させたものでした。
長髪を後ろで束ね、白衣を身にまとった彼は、民間の天才「発明家」として活動。巨大な自作ロボット「ボーちゃん28号」を遠隔操縦して敵組織と渡り合い、しんのすけたちの危機を救う決定打を放ちました。トレードマークだった鼻水は綺麗に解消されており、知性と技術力で社会を支える大人の技術者として見事な成長を遂げていたのです。