事件が膠着状態に陥るなかで急速に広がったのが、インターネット上の掲示板や動画配信サイトにおける「霊視」や「透視」に関する言説でした。「水辺の近くにいる」「古い神社や竹林の奥に手がかりがある」といった曖昧な透視結果を語る自称霊能力者や有名占い師の動画が拡散され、多くのネットユーザーの関心を集めました。
こうした霊視の噂が過熱した背景には、公式発表される手がかりの少なさに対する世間の焦燥感と強い関心があります。何の手がかりもない状態だからこそ、非科学的であっても「もしかしたら本当かもしれない」という心理が働きやすく、断片的な地形の描写が京都の風景と結びつけられて拡散されてしまったというのが実態です。しかし、これらの霊視情報によって実際の発見や事件の進展に繋がった事実は一切確認されていません。