全米が固唾をのんで見守った今回の対戦は、序盤からハイペースな点の取り合いで幕を開けました。キングスは絶対的エースガードであるディアロン・フォックスの得点ハイライトに象徴されるような、鋭いドライブと変幻自在のミドルジャンパーを起点にオフェンスを展開。対するレイカーズはインサイドの絶対的支柱アンソニー・デイビスと司令塔レブロン・ジェームズのピック&ロールを軸に対抗し、一進一退の攻防が続きました。
勝敗の分かれ目となったのは、第4クォーター残り2分14秒の局面です。同点で迎えたポゼッションにおいて、キングスのドマンタス・サボニスを起点としたハンドオフアクションに対し、レイカーズ守備陣が見事なスイッチ対応とペイントエリアの封鎖を実行。速攻から生まれた値千金のコーナースリーがリングを射抜き、レイカーズが118-114の僅差で貴重な白星を掴み取りました。
現地メディアの試合後会見でヘッドコーチが「今日の勝因は戦術理解度の高さと、終盤4分間で見せた全員のディフェンス・エナジーにある」と語った通り、数値上のスタッツ以上に1ポゼッションの重みが明暗を分けたゲームでした。