サーバー停止時、ネット上には根拠の薄い対処法がまことしやかに流布します。代表的な誤解と、それらがもたらす実害を整理しておく必要があります。
最も横行している誤解が、「アプリを一度アンインストールして入れ直せば入れるようになる」という言説です。断言しますが、ダウンタイム中にクライアントを再インストールしてもサーバーへの接続は一切早まりません。それどころか、数十ギガバイトに及ぶ大容量データの再取得により家庭内ネットワークを無駄に圧迫し、場合によってはカスタム設定やキー配置のキャッシュが消去されるリスクすら伴います。
また、「エラーコード:IS-BV04」や「ES-OSS-3」といった英数字の羅列が表示された際、自身のPCやゲーム機本体の故障を疑うユーザーも後を絶ちません。これらの多くは「クライアントとサーバー間のプロトコル不一致」や「認証タイムアウト」を意味する定型エラーであり、サーバー側が開放されれば自然と解消します。自力でDNS設定を書き換えたり、ポート開放を試行錯誤したりする行為は、セキュリティリスクを高めるだけでなく、正常化後の接続トラブルの火種になりかねません。