ミルク村を訪れた客のほぼ全員が注文するのが、看板コースである「Aセット(ダルジャン)」です。初めて訪れる方が戸惑わないよう、その豪華なセット内容と独自のシステムを整理しました。
ダルジャンを注文すると、まず運ばれてくるのはジョッキのような特製グラスに高く盛られたソフトクリーム、小さなグラスに注がれた3種類のリキュール、そして自家製の焼き菓子やミニクレープ、パイなどのプレートです。さらにソフトクリームのおかわりが1回無料で提供され、最後には温かいコーヒーまたは紅茶(プチブランデー添え)で締めくくられます。
ここで最も重要なのが、店主が長年の経験から導き出した「正しい食べ方の作法」です。
- ステップ1(器へ直接かけない):ソフトクリームの山にリキュールを直接回しかけてはいけません。アルコールでソフトが一気に溶け崩れてしまいます。
- ステップ2(スプーンに一滴):備え付けの小さなスプーンの先端に、リキュールを2〜3滴ほど垂らします。
- ステップ3(アイスをすくう):リキュールが乗ったスプーンで、グラスの縁からソフトクリームを適量すくい取り、一口で舌の上へ運びます。
- ステップ4(温度差と香りを味わう):口内の温度でソフトクリームが溶け出し、リキュールの華やかな香りとアルコールの刺激がミルクの甘みと混ざり合う瞬間を堪能します。
この一口ごとの調合を繰り返すことで、お酒の持つビターさやフルーティーさが代わる代わる表情を変え、最後まで飽きることなく楽しむことができます。