エジプトの魅力は遺跡巡りだけにとどまりません。中東と地中海の食文化が融合した独自のエジプト料理は、日本人の舌にも馴染みやすい豊かな風味が特徴です。
その筆頭が、エジプト名物料理のコシャリです。米、マカロニ、レンズ豆、ひよこ豆をベースに、香ばしいフライドオニオンをトッピングし、酸味の効いたトマトソースとレモンガーリックソース(カル)、辛味オイル(シャッタ)を好みのバランスで混ぜ合わせて食べる庶民派ソウルフードです。炭水化物とスパイスの絶妙な掛け合わせは、一度食べると癖になるパンチ力を持っています。
このほか、空豆をペースト状にして揚げた香ばしい「ターメイヤ(エジプト風ファラフェル)」や、モロヘイヤを細かく刻んでチキンスープと煮込んだ「モロヘイヤスープ」など、滋養に富んだ伝統的な家庭料理も街中のレストランで気軽に味わえます。