結論から明言すれば、メニエール病の当事者はヘルプマークの正当な対象者です。躊躇や引け目を感じる理由は一切ありません。 ヘルプマークは、義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、妊娠初期の方など、「外見からは分からなくても援助や配慮を必要としている人々」が、周囲に配慮を必要としていることを知らせるために東京都が2012年に考案し、現在では全国47都道府県で導入されている共通シンボルです。 メニエール病は内耳の内リンパ水腫(水ぶくれ)を病態の根底に持つ疾患であり、分類上は明確に「内部障害・感覚器の慢性疾患」の性質を帯びています。何より恐ろしいのは、予告なしに突発する激甚な回転性めまいと平衡感覚の喪失です。視界が上下左右に高速回転し、自分の足で自立歩行を維持できず、激しい悪心からその場に崩れ落ちるケースも日常茶飯事です。 公共空間で突如発作が起きた際、外見上の負傷や出血がないために「泥酔者」や「不審者」と誤認され、適切な救護が遅れるリスクは看過できません。援助を求める意思表示を可視化するヘルプマークは、まさにメニエール病患者の危機管理のために用意されているツールなのです。
メニエール病でヘルプマークはもらえる?もらい方と発作時の対処法
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