エアコンはいつが安い?底値の月と型落ちの買い時をプロが徹底解説

エアコンはいつが安い?底値の月と型落ちの買い時をプロが徹底解説

エアコンはいつが安い?底値の月と型落ちの買い時をプロが徹底解説の疑問点について、専門知識を詳しくお届けします。

買い替えコストを劇的に下げるもう一つの起死回生策が、自治体や国が主導する省エネエアコン補助金の活用です。脱炭素社会の推進に伴い、省エネ性能の高い家電への買い替えに対して、1台あたり数万円相当の補助金や地域ポイントを付与する自治体(東京都の「東京ゼロエミポイント」など)が定着しています。

しかし、ここにはネット上であまり語られない大きな盲点が存在します。「型落ちの底値品を買って、さらに補助金をもらえばタダ同然になる」という甘い見通しは、制度の厳格なレギュレーションによって打ち砕かれることが多いのです。

多くの省エネ補助金制度では、対象機器に対して「統一省エネラベル4つ星以上」や「目標年度基準達成率100%以上」といった極めて厳しい省エネ基準が課されています。価格が極端に安いスタンダード機や、数年放置された古い在庫品は、この省エネ基準をクリアしていない場合が珍しくありません。

さらに見逃せないのが、「自治体の予算上限」と「申請期間のタイムリミット」です。補助金事業は通年で実施されていても、予算枠に達した瞬間に事前告知なく受付が終了します。「補助金を見込んで購入したのに、領収書を発行してもらった翌週には枠が埋まっていた」という悲鳴は後を絶ちません。補助金を狙う場合は、購入前に必ず最新の執行状況を確認し、型落ちモデルの省エネ達成率が支給要件を1%の狂いもなく満たしているかを照合する必要があります。

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。