ネット上で特に具体的に指摘されるのが「目頭切開」と「鼻筋へのシリコンプロテーゼ挿入」の2点です。これらの疑惑について、美容解剖学およびプロのメイクアップ視点から検証します。
まず目元についてですが、波瑠の目はもともと蒙古襞(もうこひだ)が薄く、目頭のピンク色の粘膜(涙湖)が綺麗に見える「西洋型の目元」の骨格を持っています。10代の頃はアイラインを目頭から目尻まで太く引き、つけまつげを装着していたため、目の縦幅・横幅の立体感が潰れて見えていました。一方、現在のメイクではインラインと繊細なマスカラ、アイシャドウのグラデーションによって本来の目の大きさを最大限に生かしています。アイプチやテープによる人為的な二重幅の拡張ではなく、まぶたの皮下脂肪が20代から30代にかけてスッキリしたことによる自然な変化と捉えるのが妥当です。
次に鼻筋のプロテーゼ疑惑です。プロテーゼを挿入した場合、眉間(鼻根部の最上部)から鼻先にかけて不自然に一直線の厚みが出たり、皮膚が突っ張る「アバター鼻」と呼ばれる特有のサインが現れやすくなります。しかし、波瑠の鼻を横顔や斜め45度の角度から確認すると、眉間から鼻根にかけて緩やかなカーブを描いており、鼻筋の軟骨の凹凸も自然に確認できます。ハイライトとシェーディングの陰影テクニック、そして撮影用ライティングが美しく調和することで、より際立った造形美に見えているに過ぎません。