店舗用および本格派の家庭用として流通している白い丼は、産地や焼成方法によって質感や耐久性が大きく異なります。特に飲食店から絶大な信頼を寄せられているのが美濃焼のうどん椀(白)と波佐見焼のうどん鉢です。
国内シェアの過半数を占める岐阜県の美濃焼は、高純度の粘土を高圧で成形し高温焼成した「業務用うどん丼白磁」を得意としています。表面のガラス質(釉薬)が強固でカトラリー傷がつきにくく、店舗用食洗機での連続洗浄やスタッキング(積み重ね)にも耐えうる頑丈さが特徴です。
一方、長崎県の波佐見焼は、透き通るような白磁の美しさとモダンなフォルムで人気を博しています。北欧食器にも通じる洗練されたミニマリズムを持ち、日々の食卓でおしゃれに馴染むデザイン性の高さが、感度の高いセレクトショップやカフェ風うどん店から選ばれる理由となっています。