Q1:手首が痛いとき、お風呂に入って温めても大丈夫ですか?
A1:患部に熱感があるときや、ズキズキとした鋭い痛みがある急性期は、湯船で長時間温めると炎症が活発化して痛みが強くなる恐れがあります。その場合は湯船に手首を浸けず、シャワー程度にとどめて患部を冷やしてください。熱感がなく、鈍い痛みや朝のこわばりが主体の慢性期であれば、入浴で血流を促すことは回復にプラスとなります。
Q2:テーピングとサポーターはどちらが腱鞘炎に効果的ですか?
A2:固定力と再現性の観点からは、プレート内蔵のサポーターが圧倒的に推奨されます。テーピングは肌への密着性が高い反面、毎回適切なテンションで巻く技術が必要であり、汗によるかぶれや着脱の手間が生じます。日常の作業中や就寝時は着脱が簡単なサポーターを使い、水仕事やスポーツ時などサポーターが使えない限定的な場面でテーピングを活用するのが賢い使い分けです。
Q3:腱鞘炎を放置し続けるとどうなりますか?
A3:腱鞘の組織が繊維化して分厚く硬くなり、指が曲がったまま伸びなくなる「ばね指」へ進行したり、腱が部分断裂を起こして手指に力が入らなくなったりします。慢性化するほど保存療法での完治が難しくなり、最終的に手術が必要となる可能性が高まります。痛みが引かない段階での早期介入が極めて重要です。