Q1:御霊前の表書きの名前をパソコンで印刷するのはマナー違反ですか?
A1:外袋の氏名を手書きせずプリンターで印刷することは、2026年現在の一般的な弔事マナーにおいても避けるのが賢明です。「手間を省いた」という印象を遺族に与えやすいためです。ただし、4名以上の連名にする際の「中袋同封の別紙(住所・氏名一覧)」については、文字の可読性と正確性を担保するため、パソコンで作成・印刷したものを添付しても全く問題ありません。
Q2:中袋に住所を書く際、漢数字と算用数字のどちらを使うべきですか?
A2:縦書きの場合は「一、二、三」などの一般的な漢数字を用いるのが伝統的です(大字にする必要はありません)。ただし、郵便番号枠が横書きで印刷されている場合や、裏面に横書き用の罫線が引かれている場合は、算用数字(1、2、3)で記載して構いません。遺族が返礼品の手配をする際、誤読されない明確さを最優先してください。
Q3:名前を書く際、旧姓を書き添えたい場合はどうすればよいですか?
A3:結婚等で名字が変わったことを故人や遺族がまだ知らない場合、旧姓を併記するのが親切です。表書きの中央に現在の氏名を書き、その左側に少し小さめの文字で「(旧姓 〇〇)」と書き添えるか、中袋の氏名の横に括弧書きで旧姓を明記します。
Q4:不祝儀袋の短冊が複数入っていますが、どれを使えばよいですか?
A4:市販の香典袋には「御霊前」「御仏前」「御香典」「無地」などの短冊が同梱されていることが一般的です。通夜・葬儀で宗派が不明な場合は「御香典」、一般的な仏教と分かっている場合は「御霊前」、浄土真宗と分かっている場合は「御仏前」を選択します。短冊を使わず、袋に直接毛筆で揮毫できるタイプの場合は、直接書いた方がより格式の高い丁寧な表現となります。