受験生や一般の見学者にとって最大の関門となるのが、六甲の山肌に挑む「アプローチ」である。阪急六甲駅やJR六甲道駅からの道のりは、地図上の直線距離からは想像もつかないほどの激坂。歩いて登ろうとすれば、講義前に息が上がり体力を奪われること必至だ。
そこで押さえておきたいのが、神戸市バス(36系統・鶴甲団地行など)を巧みに使い分けるルート戦略である。神大正門前で下車するか、あるいは六甲台南口で降りて緩やかな裏ルートを進むかによって、体感的な負荷は大きく変わる。混雑するピーク時間帯をわずかにずらすだけでも、移動の快適さは段違いだ。坂の街・神戸ならではの洗礼をいかに軽やかに交わすか――それこそが快適なキャンパスライフの第一歩となる。