赤色点滅信号を徐行と誤解?一時停止義務と過失割合の罠【2026最新】

赤色点滅信号を徐行と誤解?一時停止義務と過失割合の罠【2026最新】

赤色点滅信号を徐行と誤解?一時停止義務と過失割合の罠【2026最新】に関する気になる情報を初心者にも親しみやすくまとめました。今すぐチェックことができます。

多くのドライバーが免許取得時に教習所で習ったはずのルールでありながら、実社会で最も形骸化しやすいのが点滅信号の扱いです。「点滅しているのだから、通常の赤信号のように延々と待つ必要はなく、安全を確認しながら進めばよい」という認識自体は間違いではありません。しかし、その過程に「停止位置での完全な一時停止」が含まれていることを失念しているケースが後を絶ちません。

根拠となるのは、赤色点滅信号の道路交通法に基づく規定です。道路交通法施行令第2条第1項において、赤色の灯火の点滅は次のように明確に定義されています。

「車両等は、停止位置において一時停止しなければならない」

ここで言う一時停止とは、単にブレーキランプを点灯させることや、時速数キロまで減速する「徐行」ではありません。車両の車輪が完全に回転を止め、速度がゼロになった状態を指します。赤点滅に一時停止義務が課される理由は、交差する側の道路(多くは黄点滅)を走行する車両との速度差を強制的に解消し、視界の死角から接近する車両や歩行者を確実に目視確認させるためです。速度を維持したまま進入すれば、見通しの悪い交差点では回避不可能な衝突事故に直結します。

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。