JTWCの公式サイトで公開されている進路予想図は、専門的なアルファベットと数値で構成されています。押さえるべきポイントは「時間の変換」と「風速単位の読み替え」の2点に集約されます。
米軍の予想図に記載されている日時は、すべて協定世界時(UTC)です。末尾に「Z(ズールー時間)」が付き、「28/06Z」のような形式で記されます。これは「28日の06時(UTC)」を指します。
日本時間(JST)へ直す計算式は単純で、「表示時間に9時間を足す」だけです。
【日本時間への換算例】 ・「15/00Z」の場合:15日00時 + 9時間 = 15日 午前9時(JST) ・「15/06Z」の場合:15日06時 + 9時間 = 15日 午後3時(JST) ・「15/12Z」の場合:15日12時 + 9時間 = 15日 午後9時(JST) ・「15/18Z」の場合:15日18時 + 9時間 = 16日 午前3時(JST)(日付が翌日に繰り上がります)
マップ上の風速単位には「kt(ノット)」が用いられています。日本の天気予報で使われる「m/s(メートル毎秒)」へ換算する大まかな目安は、数値を半分にする(正確には0.514を掛ける)計算です。たとえば「65kt」と書かれていれば、風速は約33m/sに相当します。
また、進路図上の円は台風の大きさを表しているのではなく、中心が70%の確率で入ると予想される「予報円」を示しています。この点は気象庁の進路図と同じ仕様です。