国会の本会議場や委員会室に視点を移してみよう。衆議院の質問席に立つ米山隆一氏の立ち姿は、与野党の他議員と比較しても何ら遜色がない。立憲民主党の同僚議員たちと並んで歩く姿を見ても、埋もれることなくしっかりとした存在感を放っている。
政治討論の現場においては、体格の大きさよりも「立ち振る舞い」と「姿勢」が視覚的印象を左右する。米山氏はマイクに向かう際、前傾姿勢で身を乗り出すようにして論戦を挑む癖がある。このアグレッシブなポスチャーが、実際の数値以上に体を大きく見せる効果を生んでいる。
政治の世界では、大柄な議員が威圧感を与えることもあれば、スリムな議員がシャープさを演出することもある。米山氏の場合は、標準的な体型の中に秘められた論理の切れ味が、視覚的スタイルとしてそのまま結実していると言える。