なぜ今、大阪の陽明学者であり大塩平八郎の乱を起こした巨魁の名と、信州の長野県茅野市に位置する中 大塩という地名が交差するのか。歴史ファンの間では長年、幾多の説が囁かれてきた。ある説では、乱の鎮圧後に全国へ散らばった門人や志士たちが、幕府の追手を逃れて隠れ住んだ地の一つがこの地域だったとされる。
今作の歴史ドキュメンタリーチームは、地元の旧家や古刹に眠る未公開史料の調査を実施。古文書に記されたわずかな筆跡や印影から、幕末の過激派とローカルコミュニティが結んでいた驚くべき秘密ネットワークの痕跡を掘り起こした。歴史の教科書が語らなかった陰謀と救済のドラマが、ついに日の目を見る。